日本では、「白髪染め」として有名なヘナ。
それだけではありません。
大きく8つの効果があります。
あなたにとって魅力的な効果はありますか?
日本では、「白髪染め」として有名なヘナ。
それだけではありません。
大きく8つの効果があります。
あなたにとって魅力的な効果はありますか?
ヘナのイメージ
◆臭いがクサい!
◆使用方法が難しい・・・
◆髪の毛がボリュームアップする
こんな印象を持っていませんか? 私が感じていたヘナの印象は、まさにこの通りでした。
【!】自然派、健康志向で、
【!】薄毛がきになる、
【!】白髪が気になる
そんな人が、毛染め目的でヘナを使っているのだと思っていました。実際に日本では、そういった人が多いのだと思います。
ですので、 白髪が少なくて髪の毛が多い(剛毛!)私は、ヘナに全く魅力を感じていませんでした。
もったいないオバケ!!(古い?)
ヘナの魅力は、白髪染めだけではありません。
ヘナの8大効果
【1】体内浄化
【2】幸運を呼びこむ
【3】子宮の働きを整える
【4】リラックス
【5】消炎
【6】抗菌・防臭
【7】髪を美しく
【8】ヘアカラー
それでは、その効果を具体的に見て行きましょう。
【1】体内浄化
◆最近、こんな不調はありませんか?
・最近疲れやすい・・・・・首や肩がこる・・・・・
・太ってきた・・・・・
・老けてきた・・・・
・肌や髪が乾燥する・・・・・
・目の下のクマがすごい・・・・・
・ぐっすり眠れない・・・・・
・やる気がでない・・・・・
病院に行くほどではないけれど、なんだか不調・・・
その原因は、【アーマ】かもしれません。アーマとは、サンスクリット語(古代インドの言語)で、「毒素(=未消化物)」という意味があります。アーユルヴェーダでは、全ての不調は「アーマ」が根本の原因であると考えます。
◆肝臓は健康の要
肝臓は、まさに体内毒素を浄化する場所です。血液が毒素を運んで行き、肝臓で解毒します。肝臓はとても辛抱強くてタフです。運び込まれた毒素を、ただひたすら解毒し続けます。
しかし、毒素の量が多いとオーバーワークで疲れます。肝臓が疲れると、全身が疲れやすくなります。
幸せな人生のためには、肝臓が元気であること。
◆浄化のためのヘナ
ヘナには、ローソン(ローソニアアルバ)と言われる成分があります。コンビニのような名前ですね(笑)このローソンが肝臓の毒素排出を助けてくれるそうです。(科学者アーナンダ・K・K・シングル・B・チャンダンビーケーが1990年2月に論文にて発表)
私たちは毎日の生活の中で毒素を体内に取り入れています。体内に取り入れられたものは、消化され、毒素は肝臓で解毒されるのですが、消化や解毒しきれなかったものが毒素となって体内に残ります。これが老化や病気の原因となります。
一番良い方法は、毒を入れないこと。毒素を取り入れて肝臓を酷使するような習慣はストップするのが一番です。
◆経皮毒について
皮膚から吸収された有害物質のことを、経皮毒といいます。この経皮毒、なかなかのクセモノらしく、口から取り入れた毒素の排出率は90%に対し、皮膚から吸収された毒素の排出率は、約10%にすぎないと言われています。
毎日使っているシャンプーや定期的に使っているパーマやヘアカラー。全てをシャットアウトするのは現代社会で難しいのですが、なるべく、避けられると良いですね。
【2】幸運を呼び込む
◆ヘナは、女神ラクシュミーが最も愛する植物だと言われています。
ラクシュミーとは、ヒンドゥー教ので「美」と「幸運」の女神です。美しさと幸せを司る女神が愛するヘナには、美と幸運を手に入れる秘密ががありそうです。
◆お祝いで使われるヘナ
インドの結婚式では、花嫁の手に、まるでレースの手袋のような、とっても綺麗な模様をヘナで描きます。これはメヘンディを言われるボディーペイントで、約2週間で消えるタトゥーとして日本でも知られています。また、妊婦はお腹にメヘンディ―アートを描きます。
◎お腹の中の赤ちゃんを邪悪なものから守り、
◎神のご加護を受けて素晴らしい子供が生まれてきますように
と願いを込めたお守りの役割があります。
・幸せを呼ぶ力があると言われるヘナ、
・美と幸運の女神が愛するヘナ
・結婚式や出産で女性に施されるヘナ
縁起物好きな私は、これを聞いただけでヘナを試さずにはいれませんでした(笑)
特に、結婚や出産の場面で女性にヘナが使われるのは、ヘナには子宮を整える効果があるからかもしれません。
【3】子宮の働きを整える
◆頭皮と子宮がつながっているのをご存じですか?
妊娠すると、パーマやヘアカラーを控えなさいと言われます。なぜなら、頭皮は子宮と繋がっているからです。頭皮から入った毒素は、子宮へ流れて溜まります。体内に入った毒素は、全身を巡り肝臓や腎臓など解毒作用のある臓器では分解されます。
しかし、子宮は毒素を溜めこみます。子宮は、赤ちゃんを育てる臓器。外に出すのではなく、中で守るという働きが強いのです。
しかも妊娠したら月経がなくなるので、子宮に入った毒素は全て留まります。☆<( ̄□ ̄;)>☆
有名な話ですが、子宮や羊水はシャンプーの臭いがするらしいです。助産師さんは、子宮の香りからシャンプーの銘柄を特定できるほどはっきりと臭いがするらしいです(怖!)
私のオシャレな友達は、必ず1か月に一度ヘアカラーをしていたのですが、妊娠した途端に白髪染め(若白髪がある)とストレートパーマ(くせ毛)をやめて、妊娠中は何もせず、もっさりヘアーでした(笑)全ては、子宮の中にいる赤ちゃんのためです。
◆頭皮から子宮を整える
ヘナの葉っぱにある「ナフトキノン」という成分は子宮の働きや生理不順を整える効果があると論文でも発表されています。今まで行っていたヘアカラーやパーマをやめてヘナの頭皮パックで子宮を浄化すると、
◎生理痛が軽くなった!
◎PMSか軽くなった!
という声をよく耳にします。
私事ですが、先日、友達が妊娠しました。彼女は妊娠を望んでいて夫婦でヘナを取り入れていました。
「絶対にヘナのおかげだよ!」
と断言していました。妊娠に至るには、様々な要素もあるかと思いますが、ヘナが子宮を元気にすること、私は身をもって実感しています。
【4】リラックス
◆ヘナは、眠くなる?
「眠くて、眠くて、たまらない!」
私がはじめてヘナを試した日の夜、尋常ではない眠気がやってきました。寝るのは得意ですが、まるで小学生のころに海で思いっきり泳いだ後のように、ガク―ンと寝てしまいました。
「ヘナは眠くなる」
ヘナをやっている友達も口を揃えて言います。
1990年、チャンダヌビーケーという科学者が発表した論文に、ヘナのローソニアアルバという成分が睡眠を深くする効果があると記されています。
・寝つきが悪い、
・眠りが浅い、
と言う方、是非ヘナを試してみてください。ぐっすり、眠れるかもしれません。
◆ヘナは大自然の香り
新鮮で純粋なヘナの香りは、まるで、草原の中にいるようです。抹茶のような、深いグリーンの香りがします。ヘナパック中は、大自然の香りに包まれる癒しのひと時になります。
※ツーンと鼻の突くような香りがするヘナは、ケミカルな可能性がありますので控えてください。
【5】消炎
アーユルヴェーダでは、ヘナは炎症を抑える消炎の薬草として使われています。
・火傷、
・打撲、
・殺菌、
・咳、
・吹き出物、
・皮膚病
などの予防や治療として使用されています。ヘナは【冷やす作用】があるのでピッタの鎮静に良さそうですね。
友達の息子くん(5歳)が肌に湿疹がでて痒がっていたので、ヘナを入浴剤にお風呂にいれたら治まったよ!と教えてくれました♪
【6】抗菌・防臭
「ヘナの頭皮パックをした後は3日間シャンプーをしないでね。」
私がはじめてヘナの講習会に参加した時に言われて、驚きました。
え!?( ̄□ ̄;)!!
頭臭くなりそう!不潔!痒くなりそう!
その理由を尋ねると、
◎ヘナがコーティングされているからシャンプーで落とすのはもったいない。
◎ヘナは抗菌・防臭作用があるから、髪や頭皮が汚れにくくなる。
◎もし、髪を洗いたいと思ったら、お湯で洗うだけで十分だと聞きました。
ほんまか~?と思いましたが、本当でした。3日間放置すると髪がペットリしてくるので、私はお湯洗いをしています。
◆水虫の治療に効果的?
ヘナの足パック(ヘナをお湯で溶いたペーストを足裏にパックする)を行うと、水虫が治るそうです。足裏パックを行うと、水虫が治るだけでなく、◎足の臭いが消え、
◎かかとのガサガサが柔らかくなります。
うちの旦那くんがヘナをはじめて3か月ほどしたころ足裏がツルツルになっていました♪
ヘナは、頭皮パックだけではありません。全身に使えます。脇の臭いが気になる方は「脇パック」良いかもしれません。ただし、ヘナは肌につけると染まります。パックは目立たない部分がおススメです。(着色は、1-2週間で消えます)
【7】髪を美しく
あなたの髪を、最も美しい状態へ導きます。
◎髪の保湿力を高めツヤが出る
◎柔らかい髪にハリとコシが出る
◎硬い髪やクセが落ち着く
◎脱毛予防、育毛促進
◎髪を紫外線から守る
◎櫛のとおりが良くなる
◎湿り気に強い髪になる
◎健康な髪に戻す働きがある
◎髪にボリュームが出てしなやかに
◎髪が年齢を感じさせない美しさに
(IPMパンフレットより)
◆ヘナで髪がゴワゴワに?
「ヘナを試したら、髪がゴワゴワになった・・」
ヘナ使った人から、こんな声を聞くことがあります。髪にダメージを感じている方によくあります。
それは、【油不足】が原因です。
髪にダメージがあると油が不足。パーマやカラーリングを重ねた髪は、乾燥しています。一見、トリートメント剤で乾燥していないように見えても、実際の髪は、かなり乾燥しています。ヘナには、余分な油分や汚れを取り去る性質があります。そのためトリートメント剤のコーティングが吸着されて本来の乾燥した髪が表にでてきます。
そんな人は、
◎ヘナパックの前に、オイルを塗布してヘッドマッサージをしてください。
太白ゴマオイルがおススメです。スペシャルケアのために、ゴマオイル、椿オイル、アーマラーキ、ターメリックが配合された「美さらーやな」という美容オイルをサロンでも販売しています。
◎3日に一度のヘナパックを続けてみてください。
友人は5回続けたころからゴワゴワが無くなり、美しい髪に変化してきたと言っていました。 私は、はじめてヘナを使った時からしっとり~指通りの良い感触を味わうことができました。5年間、パーマやヘアカラーをしておらずシャンプーは使わず、牛乳石鹸で洗っていたおかげだと思います。先日、 塩シャンプー(食塩水で頭皮を洗う)を行っている知人にヘナを試してもらいました。しっとり~指通りのよい仕上がりです♪と言っていました。
☆健康な髪は、より美しく!
☆ダメージヘアは、はじめはゴワゴワしたりきしんだりするかもしれません。
乗り越えて、美しい髪を手に入れましょう!
【8】ヘアカラー
日本は白髪染め大国です。
「売上のほとんどが、白髪染めです。白髪染めのお客様は、定期的に通ってくれますから~♪」
と、美容師さんが話していました。
その美容室では、以前に白髪染めの一環でヘナを導入していたけれど問題が出たのでやめたらしいです。その問題を聞いてみると、【ブラックヘナ】と言われる、髪を黒、または、こげ茶に染色させるためにヘナに人工的な色粉を混ぜたもの。皮膚トラブルが多いと数年前に業界で話題になったそうです。
純粋なヘナは、黒く染まりません。
◆白髪の多い方へ
白髪の多い人がヘナのヘッドスパを行うと髪色がガラッと変化します。白髪が全てオレンジ色になるからです。以前、全白髪の方にヘナパックを行ったことがあります。初めてのヘナパックということもあり、置き時間を少なめ15分くらいにしました。金髪に近いオレンジ色になりました。全体的に白髪が、全体的に金髪になる!(60歳くらいの女性)ちょっと、ドキドキする変化ですね。
白髪が多い人には、自然な髪色に染まるツータッチ(二度染め)がおススメです。インディゴと言われるハーブをミックスします。インディゴは、ヘナでオレンジ色にそまった部分の赤みを抑え、茶系に近づけてくれます。
具体的な配合や手順は、ヘッドスパ、やってみよう!(手順)をご覧ください。