ヴァータは体中にあるけれど、だいたいは下腹部にある
2023.03.01
ナマステー!
アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。
ヴァータは身体中に存在しますが、だいたいは下腹部に居ます。
ヴァータの居場所は、おなかです。
下腹部には、骨盤に腸がデーンとあります。骨盤内腔にある泌尿器や生殖器をはじめ、動脈、静脈、リンパ、神経、骨、筋肉、皮膚、もろもろあります。
この下腹部にヴァータの過剰なエネルギーが溜まりやすく、不調をまねきます。
ヴァータのエネルギーは電気のようなもので、過剰に滞るとビリビリしたり、痛みや、痺れを伴います。(東洋医学では、過剰なヴァータのことを邪気と言います。)
ヴァータは、冷え、乾燥、動きで過剰になりやすい。
まるで静電気みたいですね。
ヴァータを調和するためには、下腹部を冷やさない、乾燥させないことが大切です。
おススメは、骨盤周辺に温めたオイルを塗りましょう。
前も
後ろも、下からも
ヴァータが過剰になりやすい季節は、腸のお手入れをしましょう。