子宮筋腫の経過観察をされている方へ
2022.10.08
ナマステー!
アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。
子宮筋腫に悩まされている方、多くいらっしゃいます。
統計では、30歳以上の女性に多く(20-30%)発生するらしいのですが、本当にその通りで、ご来店いただく方の5人に1人は筋腫を持っています。
子宮筋腫は、子宮筋層にできる「おでき」です。
大きい筋腫がある方の腹診をすると、下腹部に硬く張って肥大した子宮がわかります。
良性で悪性になることはほとんどありませんが、月経が重かったり、不正出血や貧血、不妊、腰痛、頻尿など、みなさん、さまざまな症状に悩まされています。
西洋医学の治療法は、経過観察か、手術か(筋腫を摘出か、子宮を全摘出)薬物療法(エストロゲンを低下させるホルモン療法)です。
アーユルヴェーダからみると、これらは、あまりおすすめできない治療方法だと思います。
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なぜ、子宮に「おでき」ができるのか?
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アーユルヴェーダから見ると、その根本が解決しないのに薬でコントロールするのはよろしくありませんし、経過観察ねと言って、ライフスタイルのアドバイスも何もなし、ということはありません。
生命エネルギー(ヴァータ、ピッタ、カパ)が乱れ、消化力(アグニ)の力が弱まっているのです。
婦人系はヴァータの座なのでヴァータが乱れないようにすることが大切ですが、筋腫(癌も)はカパの増悪が関係するのでカパを鎮静するライフスタイルをすすめるようにとアーユルヴェーダドクターが話していました。
甘いもの、冷たいものの食べすぎ、やめましょう。
肉、卵の食べすぎ、やめましょう。
過食、やめましょう。
苦味、渋味、取り入れましょう。
温かいもの、取り入れましょう。
特に、すぐに取り入れられる、なじみのある、おすすめの食材は、生姜、青汁、根菜、にら、ねぎ、玄米、蕎麦、よもぎ、はちみつ、です!
先日ご来店いただいた方は、甘いものが好きで、毎朝、バナナスムージーを飲んでいると話していましたが、
スムージーのかわりに、青汁
甘いスイーツのかわりに、はちみつ
こんな風に置き換えると、良いです。
サロンでは、骨盤内の血流を良くするツボや自律神経を整えるツボも活用しますよ!よもぎ蒸しもおススメです。