アーユルヴェーダの一日の食事の時間や回数は決まっていますか?
2021.11.01
ナマステー!
アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。
ちまたでは、色々な食事健康法がありますね。一日一食が良いとか、ちょこちょこ何回も食べた方が良いとか、朝食はバナナを好きなだけ食べるとか、いろいろありますが、アーユルヴェーダの食事法は、その人、その時に最適な食事法の教えがあって、スーパーおすすめです。
食事についての質問がありましたので、こちらでもシェアさせていただきます。
【質問】
質問なのですが、アーユルヴェーダでは、1日の食事回数や時間は決まっているのでしょうか?
【回答】
アーユルヴェーダがおススメする食事時間や回数ですね。
時間は、10:00~14:00が、食事の時間に最適です。ピッタが優勢になる時間帯でアグニ(消化力)が高まっています。一日の主な食事をこの時間帯に取ると良いです。王様のように食べましょう。
回数は、体調や体質によって異なります。基本的には空腹を感じ、胃の中が空っぽになってから食事をとります。前の食事が胃の中に残っている状態では食べません。例えば、昼食を14時にたっぷり食べて、18時になって夕食の時間だよと言ってお腹もすいていないのに食べるのは良くありません。消化しきれずアーマ(毒素)を作る原因となります。じゃあ、少しだけ食べようかな、というのも良くありません。胃の中がからっぽになってから食べましょう。
特に、ヴァータは規則正しい食生活、ピッタは空腹になりすぎないように、カパは朝ごはんを軽めにするか抜いた方が良いです。
時間や回数だけでなく、その人に合った味や食材、量、誰と一緒に食べるか、どういう気持ちで食べるか、それはそれはたくさんの食事に関する教えがあります。
またの機会に、書いていこうと思います。