治る力
2021.07.04
ナマステ!
アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。
私たちの体は良くできているもので、「治る力(なおるちから)」を持っています。
ふつうは、特別な治療をしないでも自分自身で治せるのです。
腐っているものを食べたら、下痢になるし
胃腸に悪いと、嘔吐するし、
姿勢が悪いと、注意しろよと痛みをだすし(肩こりなど)
風邪をひくと、鼻水や咳や発熱するし、
添加物やアルコールなどは肝臓で解毒される
これは全部、治る力です。
身体に良くないものが入ると、しかるべきルートを通って毒を外に出すのです。
例えば風邪は、インフルエンザをはじめ、いろいろな種類がありますが、健康な方は、あなたもわたしも、ふつう、何もしないで寝ていれば治ります。
風邪薬を服用したり、
下痢をとめたり、
食欲もないのに栄養をとらなきゃと食べたり、
そんな面倒なことをする必要はないのです。
水分とって、寝るが一番!
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治る力を補う
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もし、熱が出ていたらウィルスと戦うために体が熱を出しているのです。
脱水症状や痙攣などが出ている場合は別ですが、むやみに身体を冷やしたり、熱冷ましなど飲むと長引きます。
温めるのが良いのです。足湯に入ったり、首元をホットタオルで温めて熱を補うと、治る力を、ガンバレーと支援することになります。
東洋医学は、自分自身の「治る力」を後押しします。