アーユルビューティのコラム

アーユルヴェーダ鍼灸師

長尾 理恵

トリートメントを行った数は、5000名を超え、アーユルヴェーダセラピスト養成講座では、100名を超えるセラピストを輩出し、40を超える個人サロンが誕生。各種講座、ワークショップ、カルチャースクールなど外部講師も務めています。

良い方向へ向かっている、身体からのお知らせ(好転反応)

2021.04.28

ナマステー!

アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。

初診の方には

 

施術後の過ごし方を、必ずお伝えしています。

 

 

 

 

消化によい食事を選んでください。

(小食に、食欲がないなら抜いてもOKです)

 

 

水分を多めにとってください。

(白湯)

 

 

昼寝は避けて早寝をしてください。

(赤ちゃん、老人、重い病人以外は昼寝禁止)

 

 

怒らないでください。

(仏になろう)

 

 

怖がることをしないでください。

(ホラー映画を見ないでね)

 

 

興奮しないでください。

(お祭りに行かないで)

 

 

お酒は控えましょう

(いつもより酔っぱらいます)

 

 

 

など。

 

 

 

 

一言でいえば、

 

「ゆっくり過ごしてください。」

 

 

 

 

 

なぜならば、

 

 

毒素が溶けて剥がれ、体内を動き、しかるべき排泄機関へ流れる過程で、だるさや気だるさなどの症状が出る場合があるからです。東洋医学ではこれを好転反応と呼びます。

 

 

 

 

好転反応とは、

 

 

 

 

治療により体が良い方向へ向かう段階で現れる反応です。反応の出かたや程度は人それぞれで、1~4日ほど一時的な症状悪化を体感する人が多いようです。

 

 

 

 

 

好転反応は快方に向かう段階にでるもので、「今、体を治しているからゆっくり休んでいてね。」と言う体からのお知らせです。

 

 

 

 

 

 

例えば、こんな症状があります。

 

 

 

 

痛みがほかに飛んだり、

 

症状が強くなったり、

 

だるくなったり、

 

眠くなったり、

 

下痢をしたり、

 

頭痛や、

 

熱や鼻水や咳が出る人もいます。

 

 

 

 

 

 

特に毒素が溜まっていたり、辛い症状が強い人は好転反応が強く出やすくなります。

 

 

 

さらに毒素が溜まっている人や、長年の慢性的な不調は、逆に全く好転反応が出ない場合もあります。ちょっとやそっとじゃ動かない不調が、ででーん!と居座っていると言うことです。

 

 

病が、なかなか動かない!

ででーん。

 

 

 

 

好転反応が出て、それが、いくら良い方向に向かっているというお知らせと言っても、強すぎる反応が出ると辛い。寝込むような反応がでると、さすがに辛いですね。

 

 

 

その辺の頃合いが難しいところで、鍼やオイルの刺激量を考えながら、お一人お一人に合わせて施術を行なっています。

 

 

 

施術の1週間ほど前から、アーマパーチャナ(毒素が抜けやすい生活)をしていただくと、好転反応はマイルドになりますよ^_^✨

 

 

 

 

 

簡単に出来る

アーマパーチャナ

 

白湯を飲む

ギーを食べる

少食

早寝早起き

穏やかな心

深い呼吸

怒らない

むさぼらない

 

 

 

どれもこれも、簡単にお金もかからずに出来ます。ご来店の前に、是非チャレンジしてみて下さい。