良い方向へ向かっている、身体からのお知らせ(好転反応)
2021.04.28
ナマステー!
アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。
初診の方には
施術後の過ごし方を、必ずお伝えしています。
消化によい食事を選んでください。
(小食に、食欲がないなら抜いてもOKです)
水分を多めにとってください。
(白湯)
昼寝は避けて早寝をしてください。
(赤ちゃん、老人、重い病人以外は昼寝禁止)
怒らないでください。
(仏になろう)
怖がることをしないでください。
(ホラー映画を見ないでね)
興奮しないでください。
(お祭りに行かないで)
お酒は控えましょう
(いつもより酔っぱらいます)
など。
一言でいえば、
「ゆっくり過ごしてください。」
なぜならば、
毒素が溶けて剥がれ、体内を動き、しかるべき排泄機関へ流れる過程で、だるさや気だるさなどの症状が出る場合があるからです。東洋医学ではこれを好転反応と呼びます。
好転反応とは、
治療により体が良い方向へ向かう段階で現れる反応です。反応の出かたや程度は人それぞれで、1~4日ほど一時的な症状悪化を体感する人が多いようです。
好転反応は快方に向かう段階にでるもので、「今、体を治しているからゆっくり休んでいてね。」と言う体からのお知らせです。
例えば、こんな症状があります。
痛みがほかに飛んだり、
症状が強くなったり、
だるくなったり、
眠くなったり、
下痢をしたり、
頭痛や、
熱や鼻水や咳が出る人もいます。
特に毒素が溜まっていたり、辛い症状が強い人は好転反応が強く出やすくなります。
さらに毒素が溜まっている人や、長年の慢性的な不調は、逆に全く好転反応が出ない場合もあります。ちょっとやそっとじゃ動かない不調が、ででーん!と居座っていると言うことです。
病が、なかなか動かない!
ででーん。
好転反応が出て、それが、いくら良い方向に向かっているというお知らせと言っても、強すぎる反応が出ると辛い。寝込むような反応がでると、さすがに辛いですね。
その辺の頃合いが難しいところで、鍼やオイルの刺激量を考えながら、お一人お一人に合わせて施術を行なっています。
施術の1週間ほど前から、アーマパーチャナ(毒素が抜けやすい生活)をしていただくと、好転反応はマイルドになりますよ^_^✨
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簡単に出来る
アーマパーチャナ
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白湯を飲む
ギーを食べる
少食
早寝早起き
穏やかな心
深い呼吸
怒らない
むさぼらない
どれもこれも、簡単にお金もかからずに出来ます。ご来店の前に、是非チャレンジしてみて下さい。