治癒を妨げない治療
2021.04.28
ナマステー!
アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。
「治癒(ちゆ)」とは、
病気や怪我が良くなることを言います。
私たちは、「自然治癒力」を持っていて、
自然治癒力とは、
自分自身の内なる力で、
自分自身を、「治す力」、「癒す力」です。
治癒力、産まれたときから、持っている。
アーユルヴェーダや鍼灸など
東洋医学が行う治療とは、
治癒力が最大限に活かされるように、
治癒力をさまたげているものを
取り除く手助けをします。
いろんな治療がありますが、
治療を受けるときには、
そして、私が治療を行うときも、
/
その治療は、
治癒力をさまたげないか?
\
ここが大切なポイントです。
娘が生後2~3か月のときに、
全身に乳児湿疹が出ました。
痒そうで、痒そうで、見ていて辛かったなぁ。
大きな大学病院へ行ったら、
アトピーだからとステロイドを処方されました。ステロイドは良いイメージが無いので抵抗があると伝えると、塗らないと治らないよ。と言われました。
納得のいかない私は、
他の病院へ行くことにしました。
個人の皮膚科へ行ったら、
ステロイドは絶対に塗らないで。ここで塗ると、ずっとステロイドを手放せなくなるからね。アトピーじゃないからね。自分の力で絶対に良くなるから大丈夫だからね。2か月くらいでツルツルの肌になるよ。赤ちゃんの体を石鹸で洗い過ぎないでね、ぬるま湯で流すので十分だからね。保湿剤やベビーオイルも塗らないで。汗をかいたら何度でも着替えさせてあげて。母乳だったら、お母さんは甘いもの、小麦粉、バター、乳製品は食べないで。あと、たくさん抱っこしてあげて。と言われました。
真逆の治療法です💦
後者の、ステロイドを塗らない、自然治癒力を信じる治療を選択して、1、2か月後には湿疹がおさまり、ツルツル肌になりました。その後、一度も肌トラブルはありません。
この先生には、本当に感謝しています。
(清瀬北口皮膚科の先生です。ありがとうございます。)
まさにこれが、
自然治癒力で
治癒力をさまたげない治療です。